SPACE FACTORY 2008
平成20年度文化庁芸術祭参加
源氏物語より
誇り高き女-六条御息所-
~生霊(いきりょう)と現身(うつしみ)の間(はざま)で~
■会場
大田区池上/池上実相寺
■公演
2008年11月7日(金)・8日(土)
16時30分開演(開場30分前)
■STAFF
池上 眞吾[邦楽絃楽器]
木村 俊介[津軽三味線・笛]
金山 典世[パーカッション]
花柳 ゆかし[舞踊]
西田 幸雄[ナビゲーター]
黒川 芳朱[映像]
田中 あみ[照明]
金曽 武彦[音響]
廣原 菜月[衣装]
広瀬 友美[デザイン]
おかもと りよ[アートディレクター]
協力:演奏者衣裳/さとううさぶろう
■概要
賀茂の祭の見物車がひしめき合う京の都の一条大路で、誰あろう光源氏の正妻 葵の上と行き会ってしまった六条御息所。
宿命ともいえるこの出会いが引き金となり、無意識の世界の奥底に深く沈んでいた葵の上への嫉妬の衝動が、知性と教養に守られていたはずの彼女の堅牢な理性の鎧を突き破り、姿を現します。
意識の及ばぬままに、生霊に支配され翻弄される現身。
やがて救いようのない深い悲しみが、彼女の心を埋め尽くしてゆくのです。