SPACE FACTORY 2003

シリーズ3 童話の世界 Vol.3
『憧れ』~アンデルセン童話「人魚姫」より~

会場
横浜/赤レンガ倉庫1号館・多目的スペース

公演日時
2003年3月15日(土)18:00開演
2003年3月16日(日)12:00開演/17:00開演

STAFF
黒川 芳朱 [映像]
池上 眞吾 [邦楽弦楽器]
伊藤 嘉章 [能楽]
木村 俊介 [邦楽器]
松田 嘉子 [アラブ楽器]
水木 佑歌 [舞踊]
西川 喜々 [舞踊]
水木 紗那 [舞踊]
宮脇 仁志 [舞台監督]

後援
神奈川県芸術文化活動団体補助
デンマーク大使館

概要
 人魚姫は、人間に心から愛された時にだけ分けてもらえる、死んでも消えることのない‘魂’というものが欲しくて、命を掛けて、地上の愛する王子のもとへと昇って行った。けれども結局、王子の愛を得ることはできず、その命は海の泡となって消えてしまう。でもその時、人魚姫には空気の娘という新しい命が与えられ、‘魂’を得るチャンスを再び手に入れることができる。

 自らの思いを信じ、強い意志を持って、真摯に迷わず己の人生を選び取ってゆく。そして、ただひたすら自らのすべてを投げ出したとき、救われ、また新たな道が開ける。この人魚の物語には、そんなけなげな一人の女性の姿が痛々しいまでに鮮烈に描かれている。

Previous
Previous

SPACE FACTORY 2004 シリーズ4『夢の浮橋』~源氏物語より~ 巻の一「誇り高き女 ―六条御息所―」

Next
Next

SPACE FACTORY 2003「神話の国―イタリアと日本」 ―パフォーマンスとイタリアワインで新しい年を祝おう― Vol.2 『光と闇』 ~‘天照大御神’と‘デメテール’~