contents_1996.jpg

SPACE FACTORY 1996

in Yokohama PART 3
『TAKETORI』

会場
横浜ビジネスパーク「水のホール」

公演
1996年8月29日(木)《満月》日没より開演

STAFF
江上 弘 [インスタレーション]
鶴田 睦夫 [シンセサイザー・パーカッション]
花柳 ゆかし [舞踊]
池上 眞吾 [邦楽弦楽器]
森 真弓 [ライティング]
永田 砂知子 [パーカッション]
藤原 道山 [邦楽弦楽器]
千賀 ゆう子 [語り]

後援
芸術文化振興基金
神奈川県芸術文化活動団体補助

協力
野村不動産(株)

概要
あの日の夕暮れと同じ八月十五夜の月が、まさに昇ろうとしている今この時、永い永い時空を超えて、かぐや姫が再び地上に舞い降りた。
千五百年の昔、かぐや姫は何故、穢れのない月の世界から、この不浄の人間界へやって来たのか。
老いを知らず、物に思い煩うことも無い天上の都から、生と死の挟間で愛憎渦巻く日々を送る人間たちへ送られたメッセージとは。そして今、現代に甦った彼女に与えられた使命とは…。
人間界に身を置くうちに、地上の論理を次第に身に纏わされ、喜びや苦悩という人間の感情を持ってしまったかぐや姫。だが、彼女は結局すべてを脱ぎ捨て、月の世界へと帰っていった。十五夜の月を眺め、やがて確実に訪れるであろう月よりの使者を待ちながら、彼女の胸に去来した思いはどのようなものであったか。そして、時を経て再びこの世界へ降り立ったかぐや姫が目にしたものは何か。彼女の脳裏を駆けめぐる思いは…。
千五百年の時を超えて、かぐや姫が今再び私たち人間に語りかける永遠の言葉を、あなたは聞き逃してはならない。

Previous
Previous

SPACE FACTORY 1997 シリーズ1 『額田女王(ぬかたのおおきみ)』 第一章「澄んだ光の中で ヌ カ タ ━祀りの女」

Next
Next

SPACE FACTORY 1995 in Yokohama PART 2 『星合の刻』